エリアトラウト向けのスプーンやクランクベイトを探しているなら、老舗釣具メーカー「ヤリエ」のルアーにも注目です。
ヤリエは放流直後の高活性な魚を狙うモデルから、低活性時にじっくり誘えるモデルまで、多彩なエリアトラウトルアーを展開しています。
本記事では、ヤリエのエリアトラウト向けスプーン9シリーズとプラグ4シリーズを紹介!
それぞれの特徴やスペック、使い分けについて詳しく解説します。
ニジくんお気に入りのエリアトラウトルアーを見つけたい方は、参考にしてみてください。
ヤリエのエリアトラウトルアーの特徴


ヤリエ(YARIE)は、1925年に兵庫県で創業した日本の老舗釣具メーカーです。
播州釣針と金属加工の技術を受け継ぎ、1931年には日本初となる金属製サルカンを開発。
鮎釣り用品やジグヘッド、ルアーなど、さまざまな釣具を手がけてきた歴史があります。
エリアトラウト分野でも、早くから1g以下の軽量スプーンを展開してきたメーカーとして知られています。
現在は、放流直後の高活性な魚を狙うスプーンから、低活性時にじっくり誘えるモデル、表層を攻略するクランクベイトまで豊富にラインナップ。
魚の活性や攻略レンジに応じて、ルアーを細かく使い分けられるのが魅力です。
ヤリエのエリアトラウト向けスプーン9シリーズ
ヤリエでは、巻き速度によって泳ぎが変化するモデルや、特定のレンジを攻略するために設計されたモデルなど、多彩なスプーンを展開しています。
同じシリーズでも重量によってアクションが異なる場合があるので、それぞれの特徴をチェックしておきましょう。
ヤリエ デクスター


デクスターは、放流直後から魚の活性が落ち着くタイミングまで使えるスプーンです。
やや細長いティアドロップ形状と後方重心設計を採用しており、軽い力でも遠投しやすいのが特徴。
巻き速度の対応幅が広く、速巻きで高活性な魚を狙う釣りから、ゆっくり巻いて反応を探る釣りまでこなせます。
また、リトリーブを止めた瞬間にスライドアクションが発生するのもポイント。2.5gは横方向、3.0gは縦方向へのスライドを活用でき、魚がいるレンジの幅に応じて使い分けられます。
| 重量 | サイズ(縦×横) | フック |
|---|---|---|
| 2.5g | 31.5×11.8mm | MKフックシャープ#6 |
| 3.0g | 31.5×11.8mm | MKフックシャープ#6 |
ヤリエ マイクロデクスター


マイクロデクスターは、小型ながら強い水押しで魚にアピールするマイクロスプーンです。
キレのあるウォブリングとローリングを組み合わせたアクションが特徴。コンパクトなボディでも水をしっかり動かし、魚の側線に刺激を与えます。
ティアドロップ形状と小さなラインアイによって、リトリーブ開始時の立ち上がりがよく、余分なスライドを抑えた安定した泳ぎを実現。
同じ軽量スプーンのピリカモアとはアクションが異なるので、魚の反応を見ながらローテーションするのも効果的です。
| 重量 | サイズ(縦×横) | フック |
|---|---|---|
| 0.4g | 18×8mm | MKフックシャープ#9 |
| 0.6g | 18×8mm | MKフックシャープ#9 |
ヤリエ ピリカモア


ピリカモアは、1999年の発売以来、長く展開されているスローリトリーブ対応のスプーンです。
水流を効率よく受け流す形状を採用しており、ゆっくり巻いても安定して泳ぐのが特徴。クセの少ないアクションで、初心者にも扱いやすいモデルです。
フォール中には小刻みでなめらかな動きを見せ、巻き速度やフォールのタイミングを変えながら魚を誘えます。
0.4gから2.6gまで幅広くラインナップしているのも魅力。表層を繊細に攻めたいときは軽量モデル、広いレンジを探りたいときは重めのモデルといった使い分けが可能です。
| 重量 | サイズ(縦×横) | フック |
|---|---|---|
| 0.4g | 20.2×8.5mm | MKフックシャープ#8 |
| 0.7g | 20.2×8.5mm | MKフックシャープ#8 |
| 1.0g | 20.2×8.5mm | MKフックシャープ#8 |
| 1.5g | 23.4×10mm | MKフックシャープ#7 |
| 1.8g | 23.4×10mm | MKフックシャープ#7 |
| 2.2g | 28×12.4mm | MKフックシャープ#6 |
| 2.6g | 28×12.4mm | MKフックシャープ#6 |
ヤリエ リンゴ/リンゴミディ


リンゴは、駆け上がりや深いレンジの攻略を得意とするスプーンです。
リトリーブ中に浮き上がりにくく、狙ったレンジを安定して引けるのが特徴。とくに水深があり、水の動きが少ないポンドで性能を発揮します。
基本的な使い方は、キャスト後にカウントダウンで狙ったレンジまで沈めてから、一定の速度で巻くだけ。
反応がある場所では、軽くトゥイッチを加えながらスローに巻く方法も有効です。
ラインナップには、通常のリンゴに加えて小型のリンゴミディも用意。大きめのシルエットを嫌う魚や、遠投先でのバイトを狙う場面ではリンゴミディが選択肢になります。
| モデル | 重量 | サイズ(縦×横) |
|---|---|---|
| リンゴ | 2.1g | 28×12.5mm |
| リンゴ | 3.0g | 30×14.2mm |
| リンゴミディ | 1.8g | 23.5×10.3mm |
| リンゴミディ | 2.0g | 23.5×10.3mm |
ヤリエ T-フレッシュ


T-フレッシュは、魚を寄せる強いアピールから、自然に見せて食わせる釣りまで対応するスタンダードなスプーンです。
速巻きから通常の巻き速度では、ウォブリング主体の力強いアクションを発生。広い範囲の魚に存在を知らせます。
一方、ロッドを立ててスローに巻くと、ローリング主体のナチュラルな泳ぎに変化するのが特徴です。
同シリーズのT-フレッシュEVOよりも幅広のボディを採用しており、水押しが強く、適度な引き抵抗があるのもポイント。
ルアーの動きを手元で感じ取りやすく、巻き速度によるアクションの変化を覚えたい初心者にも適しています。
| 重量 | サイズ(縦×横) | フック |
|---|---|---|
| 2.0g | 24.5×11.8mm | MKフックシャープ#7 |
| 2.4g | 24.5×11.8mm | MKフックシャープ#6 |
ヤリエ T-フレッシュEVO


T-フレッシュEVOは、放流直後から魚の活性が落ち着いた状況まで、幅広く対応するスプーンです。
水をしっかりつかむ形状によって適度な引き抵抗が生まれ、ルアーの動きを手元で感じ取りやすいのが特徴。
速巻きでもスローリトリーブでも安定して泳ぐため、魚の反応に合わせて巻き速度を変えながら探れます。
ラインナップは0.8〜2.0gの5種類。T-フレッシュよりも軽いモデルが用意されており、魚の活性に合わせた細かな重量調整が可能です。
放流直後はもちろん、セカンドやサードと呼ばれる魚の活性が落ち着く時間帯まで、継続して使いたい場面に向いています。
| 重量 | サイズ(縦×横) | フック |
|---|---|---|
| 0.8g | 21.5×9.5mm | MKフックシャープ#8 |
| 1.1g | 21.5×9.5mm | MKフックシャープ#8 |
| 1.5g | 24×10.8mm | MKフックシャープ#8 |
| 1.8g | 24×10.8mm | MKフックシャープ#7 |
| 2.0g | 24×10.8mm | MKフックシャープ#7 |
ヤリエ T-ロール


T-ロールは、水深のあるポンドで表層下から中層を探るために開発されたスプーンです。
特徴は、重量ごとに形状を細かく調整している点。同じシリーズでも、狙うレンジに応じて異なるアクションを発生させます。
0.6gは水面直下でキビキビと動き、0.8gは表層より少し下をナチュラルに泳ぐ設計。1.0gは中層で安定して泳ぎながら、しっかりした水押しで魚にアピールします。
放流直後の高活性な状況よりも、魚が落ち着き始めるタイミングに適したモデルです。
魚がいるレンジを細かく探り、わずかなアクションの違いで反応を引き出したいときに活躍します。
| 重量 | サイズ(縦×横) | フック |
|---|---|---|
| 0.6g | 20×7.2mm | MKフックシャープ#8 |
| 0.8g | 20×7.2mm | MKフックシャープ#8 |
| 1.0g | 20×7.2mm | MKフックシャープ#8 |
ヤリエ T-スプーン


T-スプーンは、スライドアクションを特徴とするエリアトラウト用スプーンです。
リンゴの小型モデルを開発する過程で生まれた製品で、2010年ごろからスライドをコンセプトにしたモデルが展開されています。
0.9gと1.1gは、ロッドをやや立ててスローに巻くと、スライドアクションが発生しやすい設計です。
対して、0.6gと1.4gは安定したレギュラーアクションが特徴。同じシリーズでも、重量によって泳ぎの性質が異なります。
また、後方寄りの重心設計による飛距離の高さも魅力。軽量スプーンで届きにくかったポイントを狙う際にも役立ちます。
| 重量 | サイズ(縦×横) | フック |
|---|---|---|
| 0.6g | 20.5×9.8mm | MKフックシャープ#8 |
| 0.7g | 20.5×9.8mm | MKフックシャープ#8 |
| 0.9g | 20.5×9.8mm | MKフックシャープ#8 |
| 1.1g | 20.5×9.8mm | MKフックシャープ#8 |
| 1.4g | 20.5×9.8mm | MKフックシャープ#8 |
ヤリエ T-サーフェース


T-サーフェースは、水面直下の攻略を得意とする表層用スプーンです。
水面直下から約20cmのレンジを安定して引けるように設計されており、表層付近にいる魚を効率よく狙えます。
比較的大きなシルエットと安定したローリングアクションで、魚に存在をアピールするのが特徴。
表層用スプーンながら遠投性能にも配慮されており、沖の水面付近にいる魚を狙いたい場面にも適しています。
T-スプーンやT-ロールとローテーションすれば、表層から中層までアクションの違いを生かした攻略が可能です。
- 重量:1.2g
- サイズ:23×9mm
- フック:MKフックシャープ#8
- おもな攻略レンジ:水面直下〜約20cm
エリアトラウト用スプーンについては、以下の記事も参考にしてみてください。


ヤリエのエリアトラウト向けプラグ4シリーズ
ヤリエでは、スプーンだけでなく、表層から中層の攻略に役立つクランクベイトも展開しています。
同じシリーズでも浮力や沈み方が異なるモデルがあるので、魚がいるレンジや活性に合わせて使い分けましょう。
ヤリエ ゴートスター


ゴートスターは、スローリトリーブで表層下を攻略するクランクベイトです。
水面下約15〜70cmのレンジを狙える設計で、力強い水押しとワイドなウォブリングアクションが特徴。
一般的なクランクベイトの動きに加え、ニョロ系ルアーのような柔らかくうねるアクションも持ち合わせています。
とくにウルトラスローからスローリトリーブで使うと、本来の性能を発揮しやすいモデルです。
低活性で速い動きを嫌うトラウトを、ゆっくり誘いたい場面で試してみてください。
- 全長:35mm
- 重量:2.4g
- おもな攻略レンジ:約15〜70cm
ヤリエ T-クランカップ


T-クランカップは、素早い潜行性能とスローリトリーブへの対応を両立したクランクベイトです。
特徴は、内部ウェイトで沈めるのではなく、リップ形状によって素早く潜らせる設計を採用している点。
キビキビとしたアクションを維持しながら狙ったレンジまで到達できるため、広い範囲を効率よく探れます。
一方、ゆっくり巻けば表層付近を丁寧に引くことも可能。巻き速度を変えながら、その日の魚の反応を探れます。
浮力の異なるFとLFの2タイプを用意しており、攻略したいレンジに応じて選べるのも魅力です。
| タイプ | 全長 | 重量 |
|---|---|---|
| F(フローティング) | 35mm | 3.0g |
| LF(ライトフローティング) | 35mm | 2.6g |
T-クランカップJr


T-クランカップJrは、通常のT-クランカップを小型化したクランクベイトです。
28mmのコンパクトなボディを採用しており、プレッシャーのかかった魚や、大きなルアーへの反応が悪い状況に対応します。
小型ながら飛距離にも配慮されており、着水後は素早く泳ぎ始める設計です。
ラインナップはフローティングとスローシンキングの2タイプ。
フローティングモデルはキビキビとした強い泳ぎでアピールするのに対し、スローシンキングモデルは沈み方を生かしたレンジ攻略に対応します。
狙う水深だけでなく、アクションの強さも意識して使い分けるのがポイントです。
| タイプ | 全長 | 重量 |
|---|---|---|
| F(フローティング) | 28mm | 1.8g |
| SS(スローシンキング) | 28mm | 2.1g |
ヤリエ T-クランカップJr SRF


T-クランカップJr SRFは、表層直下を攻略するために開発されたシャローランナーです。
通常のT-クランカップJrと異なり、水面直下約15〜20cmを安定して引けるのが最大の特徴。
クランクベイト特有の揺れ幅にもこだわり、強すぎず弱すぎないアクションで魚を誘います。
足元まで安定して泳ぐ設計なので、回収する直前までバイトを期待できるのも魅力です。
表層付近に魚が集まっているものの、スプーンへの反応が悪いときなどに試したいモデルです。
- 全長:28mm
- 重量:1.8g
- タイプ:フローティング
- おもな攻略レンジ:約15〜20cm
エリアトラウト用クランクについては、以下の記事も参考にしてみてください。


まとめ|ヤリエのエリアトラウトルアーを使い分けよう
ヤリエでは、放流直後に活躍するスプーンから、低活性時にじっくり誘えるクランクベイトまで、多彩なエリアトラウトルアーを展開しています。
同じシリーズでも重量によって泳ぎが異なるモデルがあり、魚の活性やレンジに応じて細かく使い分けられるのが特徴です。
まずは自分がよく通う管理釣り場の水深や魚の反応に合わせて、気になるモデルを選んでみてください。



ルアーの特徴を理解してローテーションに取り入れれば、状況が変化したときの攻略の幅も広がりますよ。















