エリアトラウト向き「スカリ」のおすすめ!選び方3つのポイントを解説

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エリアトラウトをこれからはじめる方の中には、「釣った魚はどうするの?」などと疑問をもっている方もいるのではないでしょうか?

持ち帰って食べるなら、釣った魚を生かしたままキープできる「スカリ」が活躍。

釣り終了まで生かしておけば魚の鮮度を保てるので、美味しく食べるためにもぜひ用意しておきましょう。

今回は、スカリにフォーカスしてメリット・デメリットや選び方を解説します。

おすすめのスカリも紹介しますので、これからエリアトラウトをはじめたい方や購入を検討している方は参考にしてみてください。

目次

スカリとビクの違い

スカリとは、釣った魚を水に浸けたまま生かしておくための網状のアイテムです。

釣った魚をキープするのに欠かせず、なるべく新鮮な状態で持ち帰って美味しく食べるためにも役立ちます。

対してビクは、元々「魚籠」とも書くように、獲った魚を入れる「かご」を意味しています。

昔ながらの魚籠

また、渓流釣りで体に身に着けて使う「ビククーラー」などもあり、必ずしも魚を生かしておくアイテムとも限りません。

渓流釣りで使うビククーラー

エリアトラウトにおいては、「スカリ」と呼ぶのが一般的。

釣った魚をキープするのが目的のアイテムであり、魚をいっさいキープせずリリースするのであれば必要ありません。

エリアトラウトでスカリを使うメリット・デメリット

出典:昌栄

エリアトラウトでスカリを使うと、どのようなメリット・デメリットがあるのかポイントを押さえておきましょう。

メリット

持ち帰り食べるなら、バケツではなくスカリに入れて釣り終了まで活かしておきたい

スカリは釣った魚をキープするのが目的であり、帰りに締めるときまで生かしておけるのが最大のメリットです。

エサ釣りの釣り堀などで短時間遊ぶ程度ならバケツでも問題ないですが、1日もしくは半日ほど楽しむエリアトラウトでは魚が酸欠になって弱ってしまいます。

釣りが終わったら締めてクーラーボックスで持ち帰れば、より美味しく食べられます。

デメリット

スカリを含むエリアトラウトの道具

スカリは足下に設置するので、ランディングの際に邪魔に感じる場合があります。

また、移動しながらアクティブに釣りを楽しむ場合、スカリを持ち運ぶのも面倒です。

ときには、投入する際に逃げられてしまうことも。

管理釣り場では「リリースする魚にはあまり触れないで」というようなレギュレーションがあるので、キープするつもりで扱った魚をリリースしてしまうのは避けたいところです。

エリアトラウト「スカリ」の選び方3つのポイント

出典:DRESS

基本的に、「エリアトラウト専用」と謳っているスカリはありません。

汎用品から選ぶわけですが、以下で解説するように大きさや形状、使いやすさを確認しながら選びましょう。

形状

エリアトラウト向けのスカリには、大きく分けて丸型と角型の2種類があります。

丸型

出典:大阪漁具

円形の輪にネットを張っているタイプで、エリアトラウトではもっとも一般的な形状です。

比較的安価な製品が多いものの、やや投入しにくい面があります。

角型

出典:タカ産業

四角形で、魚を投入しやすいのが特徴です。

入れる数によっては魚が動きやすく、より鮮度を保てるメリットがあります。

フタにウレタンを封入して水に浮くタイプもあるので、チェックしてみてください。

袋状の網を使う方法もある

出典:浜田商会

スカリとは言えませんが、袋状の網に入れる方法もあります。

安価なので、間に合わせに用意しておくと便利です。

ただし、魚が動きづらく弱りやすいデメリットがあります。

サイズ・携帯性

スカリと一口に言っても、釣りのジャンルによって適切な大きさが異なります。

たとえば、海上釣り堀で使う大型のスカリはエリアトラウトで大きすぎるでしょう。

エリアトラウトでは持ち帰り制限を設けているのが一般的なので、直径30~40cm程度で十分です。

また、コンパクトに折りたためるタイプが便利。

規模の大きい管理釣り場では結構な距離を移動する場合があり、かさばる大きさだと邪魔になります。

投入しやすさ

出典:タカ産業

魚を投入するのに時間がかかると弱ってしまいますし、釣れるタイミングを逃したく場面でイライラします。

とくに、チャック式は開閉に時間がかかる場合も。

気になる場合は、ひもやベルクロで開閉できるタイプをチェックしてみてください。

エリアトラウトでスカリを使用する際はルールを確認しておこう

すべての管理釣り場でスカリの使用を認めているわけではないので、注意が必要です。

なかには、リリースのみでキープ厳禁、魚に一切触ってはいけない、などのレギュレーションを設けている管理釣り場もあります。

また、1人何匹までと、持ち帰り制限を設けているのが一般的です。

はじめて行く管理釣り場の場合は、公式サイトなどであらかじめルールを確認しておきましょう。

エリアトラウト向きのスカリおすすめ7選

スカリの選び方がわかったところで、おすすめのスカリを見ていきましょう。

エリアトラウト専用なるものは現時点で存在しないので、もっとも多くの方が使っている30~40cmのタイプを厳選して紹介します。

オージーケー(Ogk) パイレンホース巻スカリ 36CM3段 PG846

エリアトラウトでもっとも一般的なサイズ、形状のスカリ。

どれかひとつで迷った方におすすめです。

昌栄(SIYOUEI) メッシュビク 丸

口の部分が巾着状になっている丸型スカリです。

チャック式は使いにくいと感じている方に適しています。

タカミヤ(TAKAMIYA) H.B concept 活かしビク 錘付 ブラック 33cm

網とソフトなEVA素材を組み合わせているスカリです。

移動時に水が抜けないほか、持ち運びに便利なハンドルを搭載しています。

DRESS 折りたたみフローティングスカリ

スタイリッシュな釣り関連アイテムを展開している「ドレス」のスカリです。

フローティング材が入っており、水に浮きます。

タカ産業 D.P-8 コンパクトスカリ

ウレタン素材を封入し、水に浮くスカリです。

魚の投入口を設けており、フタを開けずに入れられます。

マグバイト(Magbite) フローティング スカリ MBT06

上蓋に浮力体が入っているフローティング仕様のスカリです。

折りたたみ式でコンパクトに収納できます。

ワタチャンプ(WATACHAMP) スカリ 釣り 折りたたみフローティングスカリ 40cm

フタにウレタンを内蔵し、浮くタイプのスカリです。

横長アーチ型の開閉口により、でネットにフィットして魚に触らず入れられるのが特徴。

未使用時はコンパクトに折りたたんで収納できます。

スカリで釣ったトラウトを美味しく食べよう!

スカリでキープした魚を刺身にした画像

スカリは、「釣りは食べるのも楽しみのひとつ」という方に必要なアイテムです。

また、「基本持ち帰りしないけど、貴重なブランドマスが釣れたときはぜひキープしたい!」という場合にも役立ちます。

安価ですし一度購入すれば買い替える必要もあまりないので、用意しておいてはいかがでしょうか。

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