エリアトラウトでは「バッカン」を持ち歩くスタイルが人気です。
ルアーをはじめとする道具をまとめておくのに便利なアイテムで、軽い素材で持ち運びしやすいのも特徴です。
今回は、エリアトラウト用バッカンにフォーカスしておすすめ製品を紹介。
あわせて選び方も解説します。
バッカンの購入を検討している方や、これからエリアトラウトをはじめたい方は参考にしてみてくださいね。
エリアトラウト用バッカンとは?メリット・デメリット
エリアトラウト用バッカンとは、ルアーなどの道具を収納して釣り場に持ち運ぶためのアイテムです。
とくに、たくさんのルアーを駆使するトーナメント派には必須になっています。
ロッドホルダーを備えているタイプもあり、ロッドの本数によってはバッカンとランディングネットを持ち運びだけと荷物を減らせるのもメリット。
EVAなどの柔軟な素材でつくられており、軽く持ち運びも楽々です。
エリアトラウトにバッカンはいらない?
エリアトラウトをはじめる際にバッカンを購入しなければならないのかと言えば、用意しなくてもエリアトラウトを楽しめます。
なかには、ハード樹脂製の頑丈なタックルボックスを使う方や、スプーンワレットのみを携帯してタックルバックスやバッカンを使わない方もいますよ。
エリアトラウト用バッカンが自分にとって必要なのか、以下のメリットとデメリットを把握したうでえで購入するのかを検討しましょう。
エリアトラウト向けのタックルバックスについては、以下の記事で取り上げているので参考にしてみてください。
メリット
エリアトラウト用バッカンを用意しておけば、さまざまな道具をまとめて収納できます。
ルアーをはじめラインやスナップ、フックなど、こまごまとしたアイテムをまとめておくのに便利です。
ハード樹脂製のタックルボックスと比べて、軽く持ち運びしやすいのもメリット。
広大なエリアを移動しながら釣る際に重宝しますよ。
また、ロッドホルダーを備えたモデルなら、ロッドの本数によっては別途ロッドスタンドを持ち歩く必要がありません。
ロッドホルダーを別途用意したい方は、以下の記事もチェックしてみてください。
デメリット
エリアトラウト用バッカンはハード樹脂製のタックルボックスと異なり、椅子代わりとしては使えません。
座ると変形してしまう恐れがあるので、休憩時に座りたい場合には折りたたみチェアを用意しておきましょう。
また、エリアトラウト専用のバッカンは種類が限られるのもデメリット。
製品によっては生産数も少なく、買いたいタイミングで欲しいモデルを購入できない場合があります。
エリアトラウト用バッカンの選び方 3つのポイント
エリアトラウト用バッカンのメリット・デメリットがわかったところで、選び方を押さえておきましょう。
シンプルなアイテムなので、以下3つのポイントをチェックしておけば十分です。
- サイズをチェック
- 機能性をチェック
- デザイン・カラーをチェック
サイズ
エリアトラウト用バッカンのサイズは、モデルによって多少異なります。
使用しているルアーケースやタックルケースを収納できるのかチェックしておきましょう。
同じデザインでサイズを選べるバッカンも販売されていますよ。
機能性
エリアトラウトのバッカン選びでは、使いやすい機能性を備えているのかも重要です。
数本のロッドを使い分けるなら、ロッドホルダーを搭載しているバッカンが便利。
フタの裏にスプーンを収納しやすいタイプや、風でフタが倒れてしまうを防げるベルトを備えたバッカンにも注目です。
ショルダーベルトを備えていれば、移動も楽々。
不要な場合に取り外しできるタイプも販売されています。
デザイン・カラー
機能性やサイズも大切ですが、好みのデザインやカラーもチェックしておきましょう。
お気に入りのバッカンになれば、長く愛用できますよね。
モデルによっては毎年カラーリングを変更したり、カラーを選べたりするバッカンも販売されています。
エリアトラウト用バッカンのおすすめ製品
では、エリアトラウト用バッカンのおすすめ製品を見ていきましょう。
安価な汎用品ではなく、エリアトラウト専用や適しているバッカンをピックアップしたので参考にしてみてください。
ヴァルケイン(ValkeIN) ウォータープルーフバッグ ライト
人気のエリアトラウトブランド「ヴァルケイン」のバッカンです。
型崩れしにくい、2本のロッドホルダーを備えています。
細かく仕切られたトレイが付属しているのも魅力。
右側にはDカンを搭載してpろ。ワレットや小物類を吊り下げられるのも便利です。
サイズ:内側39×25×H25.5cm
ジャッカル(JACKALL) タックルコンテナR
エリアトラウトブランド「ティモン」を展開しているジャッカルのエリアトラウト向けバッカン。
内部トレイが付属しており、小物の整理するのに役立ちます。
サイズや付属が異なる4モデルをライン。
エリアトラウト用バッカンとしては、MサイズとSサイズのどちらかがおすすめです。
タイプ | S | M(RH無し) | M | L |
サイズ | D240mm×W340mm×H300mm | D245mm×W400mm×H310mm | D245mm×W400mm×H310mm | D300mm×W500mm×H330mm |
ロッドホルダー | 2本 | なし | 4本 | 2本 |
インナートレー | あり | なし | なし | あり |
上蓋仕様 | ファスナー+ベルクロ | バックル | バックル | ファスナー+ベルクロ |
ロデオクラフト(RODIOCRAFT) RCカーボンタックルバッグ EHYB-33RC
人気エリアトラウトブランド「ロデオクラフト」のバッカンです。
2サイズのうち、小さいほうのモデルになります。
サイズ:33×23×26cm
ロデオクラフト(RODIOCRAFT) RCカーボンタックルバッグ EHYB-45RC
こちらは大きいほうのサイズです。
サイズ:45×30×31cm
エリアトラウト用バッカンに関するQ&A
バッカンのサイズはどのくらいが一般的ですか?
小さいタイプで横幅がおよそ35cm、最大で45cm程度が一般的です。
バッカンの改造はどうやるのですか?
エリアトラウト用としてバッカンを改造するための特別なパーツ等は販売されていないので、自分で工夫しながらカスタマイズするしかありません。
フタの裏にスプーンを掛けられるようにするカスタマイズがポピュラーな方法です。
そもそもバッカンとは何ですか?
もともとは、海釣りの道具を入れたり、コマセを大量に作ったり、濡れモノを入れたりするためのアイテムです。
今でも磯釣りでコマセ作りに活用されているほか、エリアトラウトやワカサギ釣りなどでは道具を持ち運ぶ用途でバッカンが利用されています。
お気に入りのエリアトラウト用バッカンを見つけよう!
近年のエリアトラウトでは、バッカンを持ち歩くスタイルが人気です
趣味としてエリアトラウトを続けるのであれば、お気に入りのバッカンをぜひ用意しておきましょう。
今回の記事を参考に、自分にぴったりなエリアトラウト用バッカンを見つけてみてくださいね。
エリアトラウト専用バッカンは種類が少ないので、購入を予定しているならお早めに。