エリアトラウトをはじめた方のなかには、ニョロ系クランクと聞いて「どんなルアーなんだろう?」と、疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?
ニョロ系クランクは、ここぞというときに威力を発揮するルアー。
「どうも釣れないな…….。」というときに備えておきましょう。
今回は、ニョロ系クランクにフォーカスしておすすめ製品をピックアップ。
使い方や探す際の注意点も解説するので、エリアトラウト初心者の方はぜひ参考にしてみてください。
ニョロ系クランクとは?
ニョロ系クランクとは、カーブを描いたフォルムが特徴のスリムなクランクです。
大きな動きで集魚力に優れており、渋いコンディション時に威力を発揮します。
スプーンからクランクへローテーションして、それでも釣れないときのファイルウェポンとして持っておきたいルアーです。
ニョロ系クランクの使い方
低活性時のトラウトを誘うべく、ゆっくりとリーリングするのが基本になります。
独特のフォルムでゆっくり引いてもしっかりアクションするので、超デッドスローも有効です。
ただし、強いカーブフォルムによってロングキャストしにくい場合も。
うまくフッキングせず、バレが多発するケースもあります。
大きなアクションで魚がスレやすい面もあるので、使い続けるのではなくワンポイント的な使い方がオススメです。
ニョロ系クランクを探す際の注意点
ニョロ系クランクは生産数が少ないのか、品薄になっているモデルが多い印象です。
好みのカラーが在庫切れ、もしくはモノ自体がまったく見つからない可能性すらあります。
また、ネットのショップによっては、プレミアム価格で販売しているケースも。
なかには、数倍もの価格で転売されている場合もあり、注意しましょう。
また、Amazonプライムで在庫があるモノ以外は、別途送料がかかるのがほとんどです。
割高でも購入したい場合は、どうしてもすぐに必要なのか十分に検討しましょう。
ニョロ系クランクのおすすめ製品
なかなか入手困難なニョロ系クランクですが、ネットショップで比較的入手しやすいモデルをピックアップしました。
価格や送料に注意しながらチェックしてみてください。
ティモン(TIMON) ペピーノ
カーブを描いた、独特なボディーデザインを採用したニョロ系クランクです。
スリムボディのシルエットでトラウトに小さく見せられ、タフコンディション時に威力を発揮します。
アイの位置やウェイトバランスを徹底的に検証し、超デッドスローリトリーブでもしっかりとアクションするのが特徴。
ロングスリムリップ採用によって空気抵抗を抑えており、飛距離アップしている点もオススメポイントです。
ミッドの「MR」とディープの「DR」の2種類をラインナップしています。
- タイプ:フローティング
- 長さ:56mm
- 重さ:MR2.4g・DR2.5g
ヴァルケイン(Valkein) クーガディメンション
ミノーボディをベースとしたハイブリットクランク「クーガ」シリーズのニョロ系クランクです。
エクストラウォブリングアクションにより、低活性時のトラウトを強力に誘います。
- タイプ:SF(スローフローティング)、SS(スローシンキング)
- 長さ:35mm
- 重さ:SF2.3g・SS2.4g
ヴァルケイン(Valkein) クーガ ディメンション Lサイズ
クーガディメンションのロングサイズです。
フローティングとスローシンキングの2タイプをラインナップしています。
- タイプ:F(フローティング)、SS(スローシンキング)
- 長さ:60mm
- 重さ:F3.3g・SS3.5g
ナブラヤ(Naburaya) なぶクラ
独自の発泡素材を採用したニョロ系クランク。
ローリングアクションと鉄板や樹脂にはない波動により、トラウトを効果的に誘います。
- タイプ:F、S、FSR
- 長さ:69mm
- 重さ:不明
ディスプラウト(DAYSPROUT) ガメクラF
超スローの限界速度でトラウトにアピールできるニョロ系クランクです。
少し速めに巻けば、ボディーセンターを軸にした50対50のハイレスポンスでキビキビと動きます。
- タイプ:フローティング
- 長さ:44mm
- 重さ:2.3g
オフィスユーカリ(office eucalyptus ) うにょ
ゆっくり巻いて「うにょうにょ」と動かすだけでトラウトを誘えるニョロ系クランクです。
スプーンやクランクに反応しなくなったタイミングで投入したいフローティングと、カケアガリにいる低活性時のトラウトを狙い撃ちできるスローシンキングの2タイプをラインナップしています。
- タイプ:F、SS
- 長さ:不明
- 重さ:F3.4g、SS3.6g
ニョロ系クランクでタフコンディションを克服しよう!
独特のカーブフォルムが印象的なニョロ系クランク。
さまざまな状況に対応すべく、ローテーションの一角として用意しておいてはいかがでしょうか?
ただし、高値で転売されているケースもあるので、探す際は十分に注意してくださいね。